なまえはまだないけど、しあわせだよ。


はじめまして


ぼくにはまだ なまえはありません


縁の下で、まいにち ないていたら、


うちのなかから、やさしいおかあさんがでてきて、


ぼくにあたたかいミルクを毎朝のませてくれました


雪がたくさんふってたから、


ぼくは ホントに こごえそうだった。



「ごめんね、うちにはもうねこちゃんがいるから、


あなたをうちにいれることができない。


だけど、ぜったいなんとかたすけるからね。」



そういうと 


やさしいおかあさんは、あるときやさしいおじさんをつれてきました。


おじさんとぼくは、すぐに気が合いました!



ぼくは、いま、なまえは まだ きまってないけど、


おじさんのうちで “こたつ” に入って、


まいにち ぬくぬくだよ!


おかあさん、おじちゃん、ありがとうね。




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どこから来たのか、捨てられたのかわかりませんが、
いつからか縁の下にいて、ずっと鳴いている猫がいました。
栄養失調で手足は細く、頭も小さく、生きてるのがやっとの状態でした。
親戚に相談したら、飼ってもらえることに決まりました。
写真は親戚の家での1枚です。
まだ飼われて1週間ですが、猫はすっかりリラックスしているようです。